コーチング

ライフコーチとは何?怪しい疑惑の真相や、なぜ人生にコーチが必要なのかを解説!

最近「ライフコーチ」という言葉が流行っているように感じます。

「ライフコーチ」を謳うサイトを見ると、大体がビジネスに限定せずクライアントが「前向きに人生をとらえて成長するのを支援するコーチ」という意図で使われているようです。

一方「ライフコーチ」で検索すると予測変換で「怪しい」という言葉が…(^^;)

もしかして宗教?!何かの勧誘?!など、かなり疑われてしまっていることも事実としてあるようなので、そんな疑問にコーチ自身が疑惑を払拭すべく解説します。

ライフコーチとは?

「コーチ」や「コーチング」という手法が生まれたのは1980年代後半のアメリカ。

そしてこの言葉が日本に輸入されたのは2000年前後だと思います。

当初は外資系企業で役員クラスが受けている特殊なものというイメージから、今や部下育成やマネジメントという観点でも幅広く導入されるようになってきています。

「子育てコーチング」のように応用されていく事例がある一方で、ビジネスから普及した言葉だという印象が強いと「主婦の私には関係ないわ」とか、スポーツチームのコーチと混乱してしまったりすることが起こるのも事実。

ひどいと「高知?!」とか言われた人も(笑)

実はコーチングをやっていると分かるのですが、扱うテーマはクライアント側が決めるので、話すテーマは多種多様。

あくまでも私の推測ですが、「ライフコーチ」という名称は、コーチングはビジネスに特化しているわけでなく、どんなことでもいいんだよ!と敢えて発信するためにできたのではと考えています。

さらに世間への理解促進という観点以外にも、コーチ側のニーズとしてもビジネス、キャリア、プライベートなど、やはりそれぞれのコーチには得意分野のテーマがあります。

何のコーチングが得意かということが、コーチを探している相手に伝えやすいという意味で「ライフコーチ」という言葉は「ビジネスコーチ」と区別したい場合に便利な看板になるという側面もあると思います。

<ライフコーチ」とは>

ビジネスよりも、クライアントがポジティブに人生と向き合い、成長することを支援するコーチ

スポーツコーチとの相違点

コーチング先進国はアメリカですが、日本でも昔からスポーツの世界にはプロに限らず少年野球すらコーチがいますよね。

スポーツのコーチの場合はこんな感じではないでしょうか?

初心者に対してコーチはまず安全に練習するやり方を指導するところから始めます。

これはコーチングというよりもティーチング(指導)です。

中級以上になるとコーチの役割は変化します。

初心者にはルールやフォームなど、同じことを指導する必要がありますが、ある程度レベルの上がった選手にはそれぞれのクセや課題があるもの。コーチは一人一人に対して適切なフィードバックをしてフォームを修正したり、プレーしている本人では気づきづらいその場の状況について、違う視座で見て分かる情報を選手に伝えます。

選手が活躍したり、チームが勝つために何ができるかという観点から、コーチの役割は「教える」から「伝える」がメインに変化しますよね。

このようにスポーツのコーチはティーチングとコーチングの両方を相手に合わせて比重を変えています。

そして、スポーツの世界ではコーチ=指導者とも言い換えられるように上下の関係です。

一方でライフコーチとクライアントは対等な関係で、指導はせず、伝えること(コーチング)に特化しているというところが決定的に異なる点だと言えます。

<スポーツコーチとライフコーチの違い>

  • 上下関係ではなく対等な関係
  • やり方そのものを教えることはしない

ライフコーチは怪しい?!

実はコーチというのは弁護士や医者のように、資格が必要な職業ではありません。

名乗るのに特別な資格が必要ない、ということは誰でも名乗った日からコーチになれてしまう、ということが起こってしまいます。

そこまで大胆な人は少数派だとしても、民間会社が「○○コーチングスクール認定コーチ」という形で資格を発行しているので、そこで勉強したということをもってコーチという職業をされている方が多いというのが実情です。

もちろんかなりの勉強や実践課題を課し、認定基準を満たした人にだけ資格を発行するまじめなスクールもある半面、数日間のセミナー(1日とかも!)に出席するだけで「○○認定コーチ」を名乗れるところもあります。

コーチングをより普及させるという意味で、すそ野が広がるのは歓迎すべきことですが、あまり訓練を受けていない未熟なコーチがセッションを担当したために、嫌な思いをしたりしたり、体験でセッションを受けてみないかと勧誘が度を越してしまうことが「怪しい」という評価につながっているのかもしれない、という気がします。

聞いてもいないアドバイスや説教をしてくるような自称「コーチ」がやっていることは「コーチング」ではありませんので、どうかコーチング業界自体を嫌いにならないでくださいね…

○○認定コーチと名乗っていると、なんだかちゃんとした資格を持っている人のような印象を持ちますが、実際は玉石混交だと考えてください。

なお、国際基準として国際コーチング連盟(ICF)という組織があります。ICFの認定コーチであれば、コーチングのスキルだけでなく、倫理基準を含めて研鑽を積んだ実力のあるコーチとして信頼できると思います。

ぜひコーチを選ぶときの基準としてICFという名前は覚えておいてくださいね。

なぜ普通の人にコーチが必要なの?

私はスポーツの世界やビジネスのエグゼクティブだけではなく、人生にもコーチが必要だと思い、この仕事を始めました。

人間は誰もが「過去」を持ち、生まれ育った「環境」に加え、違う価値観を持った「相手」を前に生きています。

悩みを抱えているのは会社の偉い人だけではありませんし、誰でもよりよい人生を歩みたいと願っていると思います。

課題に対処したり、目標に向かうために、コーチと対話することで、思考が言語化され、別の可能性が見えたり、自分に主導権がある部分でやり方を変えてみたり、一歩踏み出すことを選べるようになります

そして、コーチは自分の価値観や環境といった枠組みの外にいるところもポイント!

プロのコーチですら、家族や友達にコーチングをするのは直接の利害関係があまりに多すぎてうまくいかないんです。

相談される側が説得/説教モードになってしまったり、相談する側も素直に自己開示をしにくいものなので、家族や友人はガス抜きには良いかもしれませんが、コーチングはコーチから受けることが鉄則!

人は誰もが自分を理解して欲しいという欲求を根っこに抱えています。

コーチングはコーチとしゃべっている形を取りますが、本質は自己対話です。まずは自分自身がしっかり自分のことを理解してあげると、視野がうんと広がります。

そんなお手伝いをできるコーチでありたいなと私は思っています。

ちなみに人は自分のためだけよりも、誰かの力になれている時の方が、幸せな気持ちが持続するそうです。

私も誰かの力になれていると感じられるコーチは本当に幸せな仕事だなーと改めて思っています(^^)

今日の質問

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最後までお読みいただきありがとうございました。